海を研究し守ることは、私たちの地球のシステムを守ること

地球の未来は、海の健康状態に依存している

フランス初の海洋に特化した公益財団法人であるTara Océan (タラ オセアン)財団は、気候変動の影響の予測とよりよい対策を可能にする、革新的で、前例のないオープンサイエンスを実践しています。

高度な科学的専門性を活用して、子どもや若者への教育の場を広げ関心を高めると共に、政治的リーダーに意見を伝え、また発展途上国が最新の科学知識を利用できるようにもしています。

洋上の研究所であるスクーナー船タラ号は、2003年以来すでに58万km以上を航海し、75カ国以上に寄港して、国際的にトップレベルの研究所や組織(フランス国立科学研究センター、フランス原子力・代替エネルギー庁、欧州分子生物学研究所、パリ文理研究大学、マサチューセッツ工科大学、NASAなど)と共同で13の探査プロジェクトを行っています。

提携した研究所や組織からは、国際的な科学雑誌等に1100本以上の論文が発表されています。

タラ オセアンの紹介
  • 2億 新たに発見された海洋遺伝子の数
  • 13万人 教育プラットフォームの年間学生利用者数
  • 1議席 国連特別オブザーバー
  • 13 2003年からの探査プロジェクト数
© François Aurat

2015年に正式に採択されて以来、国連が2030年を達成期限とする持続可能な開発目標(SDGs)は、タラ オセアン財団のすべての活動の指針となるグローバルな枠組みであり、特にSDGs目標14の「海の豊かさを守ろう」を通じて「持続可能な開発のために、海、海域、海洋資源を保全し、持続的に管理する」ことが求められています。これは、タラ号の探査やパートナー研究所による調査、学校や一般の人々への教育・啓発活動、機関や関係者への提言活動、開発途上国との協力プロジェクトに具体的に反映されています。

タラ オセアン財団が参画する7つのSDGs
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クイズ

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スクーナー船 タラ号

科学研究と環境保護を目的とした帆船タラ号は、1989年から世界中の海を航海し続けてきました。
タラ号ヨーロッパ プロジェクト
タラ号の起源について
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タラ極地ステーション

タラ極地ステーションは2045年まで、長期的な北極圏研究を目的とした、漂流型極地科学基地として活躍する予定です。
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