イベントレポート:横浜日仏学院主催「海のプラスチック、解決策は陸にあります」

6月21日(土)、海洋月間であり「横浜フランス月間」でもあるこの日、象の鼻テラスにて横浜日仏学院主催のトークイベント「海のプラスチック、解決策は陸にあります」が開催されました。

イベントの様子

タラ オセアン ジャパンからは、事務局長のパトゥイエ由美子と理事のシルバン・アゴスティーニが登壇。
東京・横浜日仏学院のジェレミー・オプリテスコ学院長のご挨拶に続き、パトゥイエからはタラ オセアンの取り組みと海の重要性について、シルバンからはTara JAMBIO マイクロプラスチック共同調査の成果や、ニースで開催された国連海洋会議(UNOC3)での議論を交えて、国際的な視点からの課題を提起しました。

海洋プラスチック問題はリサイクルだけでは解決できず、サーキュラーエコノミーの推進や、使い捨てプラスチックの削減が欠かせないことが強調され、参加者との活発な意見交換も印象的でした。

また、このイベントには映画『マイクロプラスチック・ストーリー』の日本語吹替版の声優に挑戦し、その後アンバサダーとして活動している笹井涼さんと堀江きなりさんも来場。笹井さんは通っていた小学校で実現した「ストローをなくす」取り組みについてお話をしてくれました。また、きなりさんはこの映画をきっかけに、キフリックというチームで環境活動を始めたそうです。

この映画の吹替版はタラ オセアン ジャパンが共同制作し、公開されたのは2021年のことですが、今でも活動を継続している姿に未来への希望を感じる時間となりました。

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

シェア