agnès b. presents タラ号ポスターコンクール 2024

タラ オセアン ジャパンとアニエスベーは、日本の子ども達が地球環境や海についてより関心をもつきっかけになることを目指し、「agnès b. presents タラ号ポスターコンクール2024」を開催。

応募概要

応募資格:⼩学1年⽣から中学3年生

応募期間:2024年715(月・祝) 〜 826(月)23:59 ※終了しました

テーマ:海や地球環境を良くするためにできること

表彰について

◆表彰の種類

<特別賞>
・日比野克彦 賞 1名
・アニエスベー 賞 1名
・タラ号 賞 1名

特別賞に選ばれた3名の方は、瀬戸内海に浮かぶ環境とアートの離島 粟島(香川県三豊市)で行う粟島海洋環境クラブ合宿(1泊)にペアでご招待

<佳作> 10名程度

<入選> 40名程度

 

◆参加賞

応募者全員にタラ オセアン ジャパンとアニエスベーが日本語吹替版制作に参画したドキュメンタリー映画「マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年」のオンライン鑑賞権をプレゼント

 

結果発表

海を守るメッセージが込められた206作品もの素晴らしい応募が集まりました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました!

厳正な審査を経て、応募作品の中から特別賞3作品、佳作14作品、入選38作品が選ばれました。入賞された皆様、本当におめでとうございます!

選ばれた55作品は、9月21日(土)から10月8日(火)までアニエスベー渋谷店3F カフェスペース内にて展示されました。

特別賞

アニエスベー賞

日比野 克彦賞

佳作 (14作品)

入選 (38作品)

授賞式

9月21日(土)に特別賞および佳作の授賞式が、アニエスベージャパンの本社にて開催されました。
3連休の初日にもかかわらず、子ども達とご家族など総勢36名にお集まりいただきました。

 

粟島海洋環境クラブ合宿

タラ オセアン ジャパンが海洋環境教育で連携協定を結ぶ香川県三豊市にある粟島にて11月2日~3日、粟島海洋環境合宿を行いました。

ポスターコンクール特別賞受賞者と海洋環境合宿に参加したい!とお申込みいただいたポスターコンクール参加者(厳正なる抽選により決定)、それぞれのご家族を含む16名が粟島に集い、海洋環境についての学びと交流の場を共有しました。

DAY 1

1日目は大型台風の影響でなんと大雨。新幹線の遅延や停電などハプニングもありました。11月にも台風が来るという、改めて気候危機を実感する出来事でした。

 

最初のオリエンテーションでは、タラ オセアンの活動紹介や、「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」の啓発イベントでも行っているブルーカーボン生態系の重要性を学ぶ科学実験もしました。

 

雨が止んだ後には、美しい夕日スポットの西浜で翌日使う万華鏡の素材集め。厚い雲の切れ間から、ほんの一瞬だけ顔を見せた夕焼けも楽しむことができました

 

室内に戻ったあとは、イラストレーター花咲マリサさん主導の元、子どもも大人も一緒に大切な海の生き物をテーマにした共同アートを制作。皆で描いたことで、温かい一体感が生まれました。

DAY 2

2日目は快晴の中、西浜でのビーチクリーンからスタート。前日に大きなごみをたくさん見ていたのでみんなのやる気がみなぎっていました。ビーチクリーンで集めたごみにはどんなものがあるかを観察し、その多くがプラスチックゴミであり、そのほとんどが私たちが日常的に使っているものである事を目の当たりにしました。

その後は市民科学者になってマイクロプラスチック採取体験。

一見きれいになったように見える砂浜にも、目に見えないほどの小さなマイクロプラスチックがたくさん含まれている事を知りました。また、マイクロプラスチックになってしまったら、拾うことは困難で、ビーチクリーンは根本的な解決策ではないことも学びました。そして、不要なプラスチックの使用をやめる事、自然界に出さないための努力もするべきである事が理解できました。

 

室内に戻り、いよいよ粟島の思い出のアート制作です。前日に拾ったシーガラスやマイクロプラスチックを使い、外側は各々好きな絵を描き、オリジナル万華鏡が完成しました。

最後には島の住人が使わなくなった漁具などで作った迷路とブランコで楽しいひとときを過ごしました。

雨のため、予定通りの行程ができなかったのが悔やまれますが、粟島にまた来たいと思えるくらい、心に残る合宿になったようです。参加された方からも、

ディズニーランドより楽しかった!」

「なるべくゴミを減らしCO2排出を抑える生活を心がけます」

「地球環境のことを学びつつも、こどもがワクワクするプログラム」

「来年もポスターコンクールに参加するのはもちろん、周りのお友達などにも宣伝していこうねと家で話しています」

「実際に採集を行ってみて、砂浜の狭い範囲の中に、沢山のマイクロプラスチックが混入していることに驚きました。」

「プラスチックが手軽で便利だからといって安易に使うのは良くないと、改めて感じました。」

など、多くのフィードバックをいただきました。

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました !

 

来年こんな合宿に参加されたい方は、まずは、タラ号ポスターコンクールに参加してくださいね。

線画ダウンロード

海やタラ オセアンのことをもっと知る

本年のタラ号ポスターコンクールのメインビジュアルには、Sayaさんが特別に描き下ろしてくれたタラ号の絵を採用しました。 現在10歳のSayaさんは、ロールス・ロイス社が主催するデザインコンペで世界大会優秀賞をわずか6才で受賞。その後も国内外問わず多くの絵画コンクールで入賞。タラ号ポスターコンクールでも入賞2回の他、2021年には優秀賞を受賞。その美しい色彩と、形に囚われない描写が世界から注目されています。

メインビジュアルのタラ号アート

タラ号ポスターコンクール2023

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