タラ極地ステーションのプロジェクトを日本でも発表
2023年2月14日、フランス大使公邸にて記者懇談会を開催しタラ オセアン財団のエグゼクティブディレクターのロマン・トゥルブレより新たな漂流型極地科学基地「 タラ極地ステーション 」のプロジェクトの発表をいたしました。
約500日間のタラ号北極プロジェクトから15年、この重要な地域を継続的に探査するために、タラ オセアン財団は観測と科学研究のために特別に設計された漂流型極地科学基地の建設に取り組みます。海氷の中に隔離され、北極圏の大気から深海まで、気候変動が海洋生物に与える影響を理解するために、気候の監視役・北極圏を徹底的に研究します。
タラ極地ステーションは、2025年を目標に北極海の海氷の中に設立される予定です。
この探査の目的は、気候変動が生物多様性に与える影響と固有種の適応能力をよりよく理解するため、地球上で最も過酷な環境のひとつである北極圏でのフランスおよび国際的な研究を推進することです。この新しい計画は、「2030年に向けたフランスの極地戦略」の北極圏での展開に貢献するものです。
このような機会をいただいた在日フランス大使に感謝いたします。
ぜひ私たちの挑戦に注目してください。